背景

Graphisoftは設計・BIM業界における継続的なイノベーションを推進するため、2026年の製品ロードマップを公開しました。クラウドネイティブ化やAI統合が業界全体のトレンドとなる中、Graphisoftも包括的なアップデートサイクルを通じてユーザーのニーズに応えていく方針を示しています。

内容

主要製品のリリースは2026年10月初旬を予定。Archicad 30、DDScad 22、BIMcloud、BIMx、MEP Designerが同時リリースされます。Archicad 29およびMEP Designerについては四半期ごとのアップデートで安定性とパフォーマンス向上を図ります。ライブラリは年間を通じて随時更新され、新しいコンテンツと機能強化により設計・プレゼンテーション環境を充実させます。Beta Programは従来のTechnology Previewに代わり、7月中旬から10月初旬の正式リリースまで単一の統合プリリースフェーズとして運用されます。

技術的ポイント

AI Solutionは2026年の重点投資領域です。AI AssistantおよびAI Visualizerの信頼性向上に注力しつつ、新機能を段階的に導入。Project Auroraはクラウドネイティブな初期設計プラットフォームとして、次世代BIM設計環境を実現し、スケーラビリティと協働性を大幅に向上させます。年間定期アップデートにより最新テクノロジーへの対応を確保します。

業界への影響

このロードマップはBIM利用者の業務フロー全体に複数の改善をもたらします。Archicad 30への段階的移行により、プロジェクト管理やデータ互換性の向上が期待されます。Project Auroraの2026年後半提供開始は、初期設計段階でのAIアシスト機能と協働環境を実現し、設計プロセスの効率化を加速させます。Beta Programの申請制導入により、先進的なユーザーが実装前に機能検証でき、フィードバックループが強化されます。