BIM設計の流れを体感したい人向けです。国産BIMを使う際にも、モデルと図面・数量の連動という基本理解が役立ちます。
Amazonで見るGLOOBEは、日本の建築法規や申請業務に強い、福井コンピュータアーキテクト製の純国産BIMです。
GLOOBE(グローブ)は、福井コンピュータアーキテクトが開発・提供する純国産のBIMシステムです。最大の特徴は、日本の建築基準法や確認申請、設計実務に合わせて作られている点にあります。RevitやArchicadといった海外製の汎用BIMは世界中で使われる標準的なツールですが、日本特有の法規チェックや申請図書の作成は、別途作り込みや工夫が必要になることがあります。GLOOBEは、法規ボリュームのチェック、面積表の作成、申請に必要な図書づくりなど、日本の設計事務所が日常的に行う業務をBIM上で進めやすいように設計されています。国産ゆえに日本語の情報やサポートが得やすく、日本の実務に寄り添ったBIMを求める層に選ばれています。
特徴
- 日本の建築基準法や確認申請を前提とした機能で、法規チェックや申請図書づくりを支援する
- 法規ボリュームの検討や面積表の作成など、日本の設計実務で頻出する作業に対応する
- 純国産のため日本語の情報・サポートが得やすく、国内の商習慣に沿って使いやすい
- 意匠を中心に、日本の建築設計のワークフローに合わせたモデルベース設計ができる
他との違い
- RevitやArchicadが世界標準の汎用BIMとして多職種統合やopenBIMを志向するのに対し、GLOOBEは日本の法規・申請・設計実務への適合を重視する国産BIMです。
- 海外製BIMは日本の確認申請対応に作り込みが要る場合がありますが、GLOOBEはその部分を国内実務前提で備えている点が強みです。
- 一方で、海外案件や世界的なエコシステム・拡張機能の広がりという観点では、汎用BIMの方が選択肢が多くなります。
向いている人
- 日本国内の建築設計・確認申請を主とする設計事務所
- 法規チェックや申請図書づくりをBIM上で効率化したい意匠設計者
- 日本語のサポートや国内実務に沿った操作性を重視するチーム
- 海外製BIMの法規対応の手間を避けたい国内中心の事業者
実務での使われ方
- 企画・基本設計では、法規ボリュームの検討や日影・斜線などの条件確認に活用します。
- 実施設計では、面積表や申請に必要な図書をモデルから整えます。
- 日本の確認申請を前提とした図面・帳票づくりに用います。
- 国内案件の設計フローに沿って、意匠モデルを中心に設計を進めます。
学習の難しさ
GLOOBE自体は日本の実務に沿って作られているため操作の入り口はつかみやすい一方、BIMとして成果を出すには、どの情報をモデルに持たせ、どう図面・帳票・申請につなげるかという運用設計が必要です。また、海外製BIMやopenBIMとのデータ連携を行う場合は、IFCの扱いなど別途の理解が求められます。日本特化ゆえの強みと、汎用BIMとの連携時の前提を、用途に応じて整理することが重要です。
つまずくポイント
- 「国産だから簡単」と捉えがちだが、BIMとして使いこなすには運用設計が必要
- 海外製BIMや海外案件との連携では、IFCなどのデータ受け渡しを別途考える必要がある
- 汎用BIM前提の情報・事例をそのまま当てはめると、国産BIM特有の使い方とずれることがある
- 法規対応の強みに頼りすぎ、モデルの情報整備(属性・数量)がおろそかになりやすい
学習方法
まず「GLOOBE=日本の法規・申請に強い国産BIM」という位置づけと、汎用BIM(Revit・Archicad)との違いを押さえるのが効率的です。次に、自分の業務で頻出する法規チェックや申請図書づくりにどう使えるかを軸に学び、必要に応じてIFCなど外部連携の考え方を補うと、実務に結びつけやすくなります。
GLOOBEと海外製汎用BIMの位置づけ
どちらが優れているという話ではなく、重視する点が異なります。用途に応じて選ぶのが基本です。
| 観点 | GLOOBE(国産) | Revit・Archicad(海外製汎用) |
|---|---|---|
| 強み | 日本の法規・確認申請・国内実務への適合 | 多職種統合、世界標準、広いエコシステム |
| 法規・申請対応 | 国内実務を前提に備えている | 日本対応に作り込みや工夫が要る場合がある |
| 情報・サポート | 日本語で得やすい | 世界的に豊富だが日本特化情報は分散しがち |
| 向く案件 | 国内中心の建築設計・申請業務 | 海外案件、多職種・大規模、openBIM志向 |
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GLOOBEは日本の建築実務と一体で価値を発揮する国産BIMです。BIM全体の考え方とあわせて理解すると、機能の意図をつかみやすくなります。
モデルにどの情報を持たせ、どう活用するかを学びたい人向けです。国産BIMの運用設計にもつながります。
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